総番長日記

大日本番長連合電脳通信

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その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

実相寺監督命日2009。 

11月29日
そんなわけで本日は、我が恩師・実相寺昭雄(じっそうじ あきお)監督の御命日。

監督が彼岸に旅立たれてから、もうまる3年ですかぁ…早いものですね。
でも(臨終にまで立ち会ったというのに)なんだか監督がこの世からいなくなったって気が全然しないんだよね。
「信じられない」というよりも、そういう「気配がしない」というか…。

死して3年…昨日の『ヤマト』のエンドロールと同じように、まったく予期せぬところで不意に監督のお名前をお見かけしたりお聞きしたりすることがいまだにけっこうありますし、その度に監督の偉大さ…世の中に与えられた影響の大きさを思い知らされるわけなのですが、と同時にまるで「オイ加藤、俺のこと忘れているんじゃないだろうな?お前の今日(こんにち)があるのは誰のおかげかな?」と、あの世からシグナルが送られてきているみたいな…いや、多分気のせい…じゃなかったりして。

午後3時、巣鴨染井霊園の監督のお墓に到着。
途中の道にごっつい犬の糞が落ちていて、危うく踏みかけて嫌な気分になりました。
染井墓地は住宅街の中にあり、墓地の間を道路が走っていたりするので人や車がけっこう通り、愛犬家たちの散歩コースにもなっているみたい。
飼い主はちゃんと糞を片付けてよ。
でないと祟られちゃうよ?
それはそうと、命日だけあって監督のお墓は綺麗に掃除されて花もたむけられていました。

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とりあえず嫁さんと草むしりなどしていると、あとから監督の著書『ウルトラマン誕生』などの担当をされていた筑摩書房の青木さんがやってきました。

青木さんがお線香を四束も持って来られたので、どうしようか…持って帰るのもアレなんで全部火をつけましょうかということになり、私たちの持ってきたお線香と合わせて計六束…全部に火をつけたらなんだか発煙筒を炊いたみたいにもうもうたる煙りが巻き上がっちゃって…実相寺家の墓石の背が高いので、背の低い嫁さんはジャンプして水をかけてもいいか?とか言い出すし…いくら監督が冗談のわかる人だったとはいえ、さすがにそれはちょっとマズイでしょ?

今年こそ厳(おごそ)かにお墓参りするつもりだったのになぁ…ダメ、失敗。
監督すみません。来年に期待して下さい…。

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2009/11/30 13:11|独り言TB:0CM:0

宇宙戦艦ヤマト復活篇。 

11月28日
東京国際フォーラムで行われた『宇宙戦艦ヤマト復活篇』のプレミアム試写会に行ってきました。
前の日、学校で教壇に立っていたら知り合いの映画ライター、ビリー鈴木氏から「行かね?」と携帯にお誘いの電話が来て、ガッツポーズをとっていたら、生徒から「先生、何がそんなに嬉しいんですか?」と聞かれたので、とりあえず小一時間ほど『ヤマト』の魅力について講義しました。

私「アンドロメダ星雲からガミラス星人が地球に侵略してきてな。その攻撃で地球が放射能で汚染されてな。そしたらガミラス星で一番偉いヒットラーみたいなデスラー総統っていう男とな、仲の悪いイスカンダル星の女王スターシャって女が地球に連絡してきてな。コスモクリーナーDっていうスッゴい性能の…まぁ強力な空気清浄機みたいのをあげるから取りに来いって言ってきてな。まぁ、女王様だからなんか高飛車なのはいいとして…それで地球人は戦艦ヤマトを宇宙船に改造して貰いに行くっていう話ねん。」
生徒「それって…絶対罠でしょ。」
私「その通り。イスカンダル星に行ったら、その隣の星がガミラス星でした。」
生徒「ありえねー。そいつヒドイ女ですね。」
私「うむ。確かに…“女は恐い”って話だな。」
生徒「そのアニメ…本当に人気があったんですか?」
私「いや…視聴率が悪くて放送期間一年の予定が半年で打ち切られた…」

あれ?
「ガミラス星人」だの「コスモクリーナーD」だの、詳しく話せば話すほど、今の若者から失笑を買いそうな設定ばかりだが、全部本当のことなんだから仕方がない。
私はなんでそんなアニメに夢中になっていたんでしょうか?説得力まるで無し…?
でも、当時はそれがイケていたのよ…?

違う。『ヤマト』の魅力はそこじゃないの!

ヤマトの必殺技「波動砲」…その一発のビームを発射するのに、強力な特殊エンジンがあって、そのエンジン内のエネルギーを限界まで高めて、それを艦尾のエンジンから艦首の発射口まで送って、照準機で敵を狙って、閃光で目をやられないようにサングラスをかけて、トリガーを引いて、発射口にエネルギーが集中する描写があって…それでようやく「キュバアアアア」っと発射するという…。

たった一発のビームを発射するのに、そんな面倒な段取りを見せたアニメなんて『ヤマト』以前には無かったの。
そのあまりにも具体的な描写を見せつけられて当時のアニメファン(「オタク」という言葉はまだ無かった)は初めて「メカニック描写の魅力とはその仕掛けを見せることなんだな」ということに目覚めたのね。

その瞬間、アニメは「ロボットのお腹にポコっ!と穴が空いて“ゲッタービーム!“でメカザウルス爆発」みたいなモノから一歩進化したの。
『ヤマト』の波動砲があればこそ『エヴァンゲリオン』のヤシマ作戦もあったわけよ…と、こんな説明でよかったのか悪かったのか?
とにかく『ヤマト』にはそれまでのアニメとは何か違う、何かちゃんとやるとすごい大変なことになるのはわかっているんだけど、だからこそあえてそこをやってやろうじゃないの!という気概というかね…なんかちょっとそういうところがあって、そこがファンの心を掴んだわけなのよ…と、生徒の皆さんわかっていただけましたかね?

それはそうと、『ヤマト復活篇』。
観た感想を一言で言うと「まさしく『ヤマト』」という他にありませんでした。
ただし、松本零士(まつもと れいじ)先生の『ヤマト』ではなく西崎義展(にしざき よしのぶ)Pの『ヤマト』ね。
松本先生の『ヤマト』は『さらば』で一回終わっているので、『新たなる旅立ち』から続いている方の『ヤマト』ってことで。

何?何を言っているのかさっぱりわからない?
不勉強ですな。自分で調べて下さい。

今回の『復活篇』は西崎節が炸裂してます(ついでに石原慎太郎節も)…その意味で、免疫のない「やさしいアニメばかり観て育った」うちの学校の生徒達らが観たら面喰らっちゃうでしょうな。
なにしろ『ヤマト完結編』以降に生まれた子達だし。

しかし『復活篇』、ビジュアルは思った以上にすごいですよ。
メカデザイナーの小林誠(こばやし まこと)さんがちょうど最初の『ヤマト』で松本零士先生がやられていたようなポジションの仕事をされていて、それで逆に松本先生が『ヤマト』でどんな仕事をされていたのか?が私には三十数年目にしてハッキリわかりました。

あと、私的には総作画監督が湖川友謙(こがわ とものり)先生なので、久しぶりに大スクリーンで大量の「湖川あおり」「湖川立ち」するキャラを観ることができたのがちょっと嬉しかったですね。
上映後、西崎義展P(今回は監督も)の舞台挨拶。
いやぁ、さすがにお年を召されました。

その後は、ささきいさお氏による「宇宙戦艦ヤマト」と「真っ赤なスカーフ」のミニライブ。
東京国際フォーラムAホールに翻る、お客様達の振る真っ赤なスカーフの海(入場時にお客様に配られたモノ)。
写真撮影禁止だったのでお見せできないのが非常に残念ですが、絵的にはなんか中国の「文化大革命」みたい?…けど、やっぱり「ヤマト」は名曲ですな。

それにしても、古代進(こだい すすむ)役の声優・富山敬(とみやま けい)さんも、古代守(こだい まもる)役の広川太一郎(ひろかわ たいちろう)さんもすでに鬼籍に入られ、『ヤマト』関係者にも故人が増えてきましたね。

今回の映画も、エンドロールの冒頭に「この映画を捧げる」と故人のお名前がクレジットされるのですが…阿久悠(あく ゆう)先生、宮川泰(みやがわ ひろし)先生…はまぁわかるとして…なぜかその中に実相寺昭雄(じっそうじ あきお)監督のお名前が?

<交響詩ヤマト/演出>

ああ…なるほど。そういえば、そんな仕事も。
西崎P…義理堅いなぁ。
と、そこでハタと気がついてみれば…明日は(これを書いている時点でもう今日ですが)実相寺監督の命日じゃないですか。
いや、忘れていたわけではないのですが。
お墓参り、行かないとね。

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2009/11/29 06:55|見聞録TB:0CM:0

皇室の名宝展行きました。 

11月20日
管理人と一緒に上野国立博物館平成館で開催中の『皇室の名宝展』に行ってきました。

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旧一万円札の肖像のモデルとなった聖徳太子の肖像画が展示されていて、こんな名宝があるとは全く予想していなかったのでどビックリしました。

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コレッて今、東大寺から寄贈されて天皇家に所蔵されていたんですね。
ひとつ勉強になりました。
それはそうと、国立博物館といえば『仮面ライダーW』に出てくる園咲家(のロケ地)。
なので、本館中央階段でとりあえず寺田 農(てらだ みのり)さん気分で記念撮影(手に持っているのはガイアメモリー気分で100円ライター)。

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写真には写っていませんが守衛さんから怪しい者を見るような目で見られました。
十分怪しいけど…。 
2009/11/21 02:11|見聞録TB:0CM:0

坂本龍馬描きました。 

11月19日
来年の大河ドラマ『龍馬伝』に合わせて発売されるコンビニ本に、坂本龍馬の短編漫画を2編描き下ろしました。
それで龍馬の作画用資料をいろいろ集めて見てわかったんですが、龍馬といえば有名なのがこの写真ですね。

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私もこの写真を漫画の中で模写してみたんですが…ちょっと解りづらいかもしれないのですが、模写していると写真の中にどうしても「なんだかよくわからない部分」があるんですね。

実際に現存している風景とかだったら、その場所に行って確認したり、自分で撮影したものならあとで作画する時のための参考にディテール(細部)を別に撮影しておいたりすることもできるのですが、これが過去の失われてしまった風景や亡くなられてしまった人の写真だったりするとそうもいきません。

そういうときは、もう仕方ないので自分の想像力や他の資料で不明な部分を補ったりしてなんとか凌ぐわけですが…この有名な龍馬の写真にも、よく見てもなんかわからない部分があって大変困りました…。

それは龍馬の頭頂部から生えている、オバQのような三本の毛(?)のようなモノです。

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これは…後ろ髪を縛った紐が見えているんでしょうか?それとも、やっぱり毛…なんでしょうかね?わかりません。

わからないので仕方ないから、私はわからないまま適当に描いてしまいましたが…どなたか真相をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
この龍馬の写真は、とにかく「坂本龍馬といったらコレ」というくらい有名な写真なので、いま書店に並んでいる龍馬関連本でも大抵この写真が表紙に使われています。

しかしこの写真…じつにデザイナー泣かせの写真で、頭頂部のオバQ毛はもちろんのこと、襟首あたりのモジャモジャした縮れ毛とか切り抜くのにデザイナーさんが皆さん大変苦労されているのが解ります。

毛って切り抜くの難しいんですよね。
特撮でも昔のキングギドラの頭の毛とか、合成シーンでは後ろのブルーバックの青い部分が漏れてしまっていましたし。
その漏れを解消するために平成版のキングギドラは東洋の竜のような毛をやめて西洋風の鱗や角にアレンジしていました。
海外の作品でも『タイタニック』でデカプリオが船の先端からタイタニックと競争する海面のイルカの群れを覗き込むシーンで、デカプリオの頭の毛に青い線がチラチラ漏れちゃってましたし。
興味のある方は見てみて下さい。

あと、龍馬が微妙にもたれかかっている左側の台座ですね。
龍馬の体と同じくらいの幅があって意外に大きいので、表紙に使われる時は大概この台座はデザイン処理で消されてしまうのですが…そうするとなんだか龍馬の右腕の袖が変な形で四角くへっこんでしまいますし、龍馬の体も微妙に左側よりに傾斜していて…なんか不自然極まりない絵になってしまい、これまたデザイナー泣かせなわけです。

書店などでこの写真を見かけたら、そのあたりどう処理しているか?ひとつのみどころかもしれませんね。
意地悪?
 
2009/11/19 20:34|お仕事TB:0CM:0

皆さんお久しぶりです。 

11月17日
ここ一ケ月ほど、久しぶりに専門学校講師以外のいろいろな仕事に恵まれ、しばらく忙しくて日記を更新することができませんでしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私の方は…詳しいことはおいおい書いていこうと思っておりますが…まず坂本龍馬の短編を二つほど描いておりました。

これは来年の大河ドラマ『龍馬伝』に合わせて発売される『龍馬学』という…ドラマや小説に登場する坂本龍馬像は本当だったのか?史実をもとに検証するという内容のコンビニ本に掲載されるもので、私は龍馬の少年時代編と暗殺編を担当させていただきました。
発売日は聞いていませんが(今年の春先に描いた直江兼続の短編も掲載誌が発売されたのは半年後でしたし)多分来年の初頭までには発売されるのではないかと思います。

大河便乗の龍馬本が書店の店頭を賑わせ始めていますし、あまり発売が遅れては意味がなくなりますからね。
詳しい発売スケジュールが判明したらまたお伝えいたします。
あと、「シネマコリア2009~韓国古典アニメ特集~」という上映会を見に、名古屋まで行ってきました。
『少年勇者ギルドン(1967年作品)』と『ロボット・テコンV(1976年作品)』という、韓国で制作された古典長編アニメの上映会だったのですが、両作品の監督が来日されてのトークショーつきとあっては、どんなに忙しくてもこれは行かないわけにはいきません。

ならば、どうせならいっそのことちゃんとした仕事にしてしまえないかと思い、私がコラムを連載している「月刊ハイパーホビー」を発行している徳間書店の老舗アニメ雑誌「アニメージュ」の編集部を説き伏せ、1ページだけですが紙面を割いていただきました。(ちなみに旅費やイベント参加費などは全部自腹です。持ち込み企画だから当然ですけどね。)

しかし、ただ見に行くのではなく、アニメージュ編集部からアポを取ってもらったことで両監督からきちんと、大変貴重なお話しをいろいろと伺うことができました。
ご協力いただきましたイベント主催のシネマコリア様とアニメージュ編集部には本当に大感謝です。
ただ、取材内容があまりにも濃すぎたため、とてもアニメージュの紙面1ページだけでは到底収まりそうにありません。
なので、このホームページ内に別項を設けてイベントルポを書こうと思っております。
楽しみにお待ち下さい。

そんなわけで、諸々年末に向けてまだまだいろいろとあるのですが…とりあえず簡単に近況をご報告させていただきました。
皆様も風邪などおひきになりませぬよう、くれぐれもご注意下さいませ。

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2009/11/18 02:22|独り言TB:0CM:0

自画像 

加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

夏目漱石の「三四郎」 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

まんが音楽家ストーリー8 

バイエル
 

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