総番長日記

大日本番長連合電脳通信

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その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

自作自演。 

1月26日
「どうもおかしい。最近急激にブログの拍手スイッチの数値が増えている…というか異常な数を示している…」
と不審を感じた管理人から申告されたのですが、それ、犯人私ですわ。
どうもすみません。

このブログ日記の最後のところにいつもついている拍手スイッチ。
この数がいっぱいあると、なんだかいいことがあるのかしらん?
なんか人気のバロメーターになるとか?
いっぱい貯まると通信費が割引になるとか?

よくわからないまま、送信した日記を確認に行きがてら、今までも自分で押したりしていたのですが…そしたら先日、この拍手スイッチ、自分で何回でも拍手することが可能だということが判明。
それで試しに、一人で何回くらい拍手できるのかと思って、やってみたわけですよ。

数値は気になります。
年齢上血糖値とかも気になりますが、とりあえずそっちの数値の話は今回は置いておいて…私も一応漫画家などという、人気に左右される商売をしておりますから、昔から数には苦しめられ続けてきたわけです。

アンケートの順位がどうだとか、単行本の売れ行きがどうだとか、それでもって税務署からは年によってこんなに年収にばらつきがあるのはどうしてだ?とか言われたり…ほっとけ!

若い時は少しでもそのアンケートの順位を上げるために、自分でアンケートハガキ書いたり、切手を貼ったアンケートハガキを友達に渡して無理矢理書かせたり、書店に連れて行って単行本買わせたり…いわゆる組織票という奴を自分で組んでみたこともありました。

しかし、この10年は…何度か連載の機会には恵まれたものの、いずれも諸々の事情で単行本化までには至らず。

某雑誌で某特撮漫画を連載していた時など、アンケート結果はよかったらしいのですが(編集部からは教えてもらえず同誌上で連載していた友達から聞いた)、にもかかわらず同誌連載で先行して単行本化された作品の売上が奮わなかったために、雑誌は休刊、続く連載作品の単行本化も見送りということになり、私の連載も単行本化されずにあえなく打ち切りとなってしまいました。

ああ、くやしい。
私からしてみれば、ハッキリ言って苦汁を舐めさせられ続けてきた10年ですよ。

数、数…単純に数値だけが人気のバロメーターになるのなら、この拍手スイッチというシステム…たいした手間もかけず(いやかかりますけど)お金もかけず(いや通信費とパケット代かかりますけど)自分で人気を上げることができるとは、こんなちょろいシステムはないし、これを利用しない手はない!ワハハ…やってやる、やってやるぞぉーーっ!

と、個人的にモヤモヤしている思い出が次々と甦ってきたことも手伝って、拍手スイッチ押しまくりました。

時間さえ許せば、手間はかかりますが人気を上げるためのじつに地道で合理的で確実な手段…とは思いました。
が、(前々回の日記で)50拍手くらいスイッチを押したところで疲れてきて…あと、なんだか売れない演歌歌手が自分で有線放送にリクエストハガキ書いているような虚しさが込み上げてきたのでやめました。
ですので、前々回の拍手スイッチの数は、厳密に正しい人数を現した数値ではありません。

しかし、こういう人って多分私だけじゃないでしょうね。
ほんと、数値なんてそのまま信用しちゃいけないな。

そういえば嫁さんから以前「どうしてアナタは看板に“美味い”と書いてあるラーメン屋に入るの?信用しちゃダメだよ。ほんとに美味いラーメン屋なら自信があるから、自分で看板に“美味い”なんて書いてないよ。」と言われてなるほどと納得したことがありましたが、それに近い?…かも。

管理人さん、ご心配おかけしました。
一人で漫画描いてて、ちょっと寂しくなっただけです。

それにしても、この拍手スイッチ…どこまで押せるんだろう。
折を見て、RPGのレベルアップ気分で、またやってみようかしらん? 
2010/01/27 03:37|独り言TB:0CM:2

快僧のざらし。 

1月25日
小学館から山上たつひこ(やまがみ たつひこ)先生の傑作『快僧のざらし』の完全収録版の上巻が発売されたので買いました。

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私にとっては、ある意味『がきデカ』以上に思い出深い、リアルタイムで読むことのできた山上作品。
月刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載が始まったのが1975年というから私が9歳の時ですね。

当時の月刊少年チャンピオンには、映画の誌上ロードショーという名物企画があり、例えば田辺節雄(たなべ せつお)先生の『タワーリングインフェルノ』とか桑田二郎(くわた じろう)先生の『アラン・ドロンのゾロ』とか古賀新一(こが しんいち)先生の『エクソシスト』とか…いま考えると信じられないような豪華執筆陣が熱筆を奮っていました。

この企画もいつかはまとめて読んでみたいのですが、版権とか色々ややこしい問題があって再録単行本化は難しいかも知れませんね。

子供で自由になるお金がなく、一人で映画へ行くなど夢のまた夢だった当時の私は、この月刊少年チャンピオンの誌上ロードショーを立ち読みするのを毎回楽しみにしていました。
その同じ誌上に載っていたのが『怪僧のざらし』だったのです。

私が一番覚えていたのが、主人公のざらしが暮らしている昇天寺(しょうてんじ)の和尚様の衣に火が点いて、その火を消すためにのざらしが和尚様を瓶詰めにして、和尚様が窒息するというギャグ。

そのエピソードは第3話だったんですね。
専門学校講師の同僚の目白花子(めじろ はなこ)先生も『のざらし』のファンで、のざらしが化け物みたいな大金持ちの娘と結婚させられそうになるエピソードが一番好きだったとか…。

という話を目白先生としていたら、同じ専門学校の担任の鈴木銀座(すずき ぎんざ)先生も、のざらしの「兄ちゃん兄ちゃん、姉ちゃん姉ちゃん」というギャグが異常に好きだったとか…。
いやぁ、みんな読んでたんですねぇ。
山上作品の影響力はすごいや。

マクドナルドのハンバーガー欲しさに、のざらしがコーラに青酸カリを混入して友達を毒殺しようとする…こんな毒が強すぎて血も凍るようなギャグを、よく掲載してたよなぁ …偉いぞ(?)月刊少年チャンピオン(それを復刻した小学館もすごいけど)と感心すること必至の完全収録版『怪僧のざらし』。

みんなも読みなさい。 
2010/01/26 03:56|独り言TB:0CM:3

俺仮面ライダーX。 

1月22日
『仮面ライダーSPIRITS』のガイド本『超絶黙示録』のなかで、村枝賢一(むらえだ けんいち)先生が『SPIRITS』であまりにもテレビの、特撮の『仮面ライダー』の中に出てくるスーツの造形を忠実再現されているので(漫画でそれをやることがいかに手間のかかる大変な作業か…私も実相寺(じっそうじ)監督の本の挿絵などを描いて多少は知っているので)、「なにもそこまでやらなくても…」「自分なりに描きやすいようにアレンジしてもよかったのでは…」とか書きました。

そのコラムを書きながら、じゃあ仮面ライダーのアレンジの方向として、どんなアレンジがありうるか?どこまでのアレンジが許されるのか?と思い、一回試しに自分なりに描いてみたんですが…かっこよくアレンジしようとすると、どうしてもバンダイのS・I・Cみたいになってしまって…
私も「アレンジしちゃえば?」とか無責任な大口を叩いた以上、もっと大胆な思い切ったアレンジをしないと村枝先生に失礼だと思いまして…
それで一回、アレンジのキツイバージョンも描いてみたんですが…

それがこれ。

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私Xライダー(エックスライダー)好きなんで、Xです。

Xライダーといえば深海用サイボーグ。
石森先生の中では、どうも改造人間は機械的なものではなく、もっと生体的なものでは…というイメージもあったようなので、その方向で。
深海魚のリュウグウノツカイのような大きな目と口、ヌメヌメした鱗をイメージして…描いてみたんですが…自分で見てもなんかちょっと気色悪い…。

ウ~ン、さすがにこれはないな…と思って、このデザインは没にしてしまったんですが、私は…臆病ものですか?

でもせっかく描いたことだし、ここで発表しちゃいますが。
しかし、これほどアレンジしてもちゃんと(どことなく)Xライダーに見えるからすごい!
それはもとのデザインがそれだけインパクトの強い、優れたデザインだったということの証しですな。

さすが、石森先生は偉大です。 
2010/01/23 14:58|独り言TB:0CM:0

仮面ライダーSPIRITS 超絶黙示録。 

1月16日
村枝健一(むらえだ けんいち)先生の連載『仮面ライダーSPIRITS』が、今年で連載10周年を迎えるそうで…まことにおめでとうございます!
それで、連載10周年記念の公式ガイド本が出版されまして…実は私もその中に一枚、おめでとうイラストコメントを描かせていただきました。

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これです。
『超絶黙示録』という本。

制作を担当した編集プロダクション「タルカス」の高橋さんという方が、実に特撮愛に溢れた方…というか、「わかっている」というか…気の狂った方で、フツーのガイド本とは一線を画した、「そんなトコまで聞いてないよ」というところまで解説された、素晴らしく突っ込んだ内容となっております。

特に巻末の50ページ近くに渡る「魂の万象」という人名、用語辞典は気が狂っていて、「あんたら、どんだけ『仮面ライダー』好きやねん」と思わずツッコミたくなるような…いや、いかに『仮面ライダー』という作品をこれまで片手間にいい加減に見ていたかということを思い知らされる、私にとっては反省させられる一冊でした。

まさに魂がこもっている…というか愛ですよね、愛。
そんな愛ある本の中に何か書かせていただけるとは、私も幸せ者です。

で、何を描いたかというと、みんな「一号」とか「アマゾン」を描くだろうと思ったので、私はあえて(個人的に思い入れのある)「X(エックス)」を描かせていただきました。やっぱり「X」描いていたの、私だけでしたね。

それはよかったのですが、コメント内「文中敬称略」にしていたのも私だけだったので、なんだか村枝先生に対して上から目線みたいな、偉そうなコメントになってしまっていて…ああ、村枝先生、本当にごめんなさい。

あと、プロフィールのところに「好きな怪人はガマボイラー」とか書いているのも私だけで…なんかもう浮きまくり?空気読めてない感じで、ホントお恥ずかしいです。
そんなわけで皆さんも、よろしければ読んでみて下さい。
あちゃー。 
2010/01/17 00:46|宣伝TB:0CM:0

私はイスカンダルのスターシァ。 

1月13日
こないだの日曜日、スーパーフェスティバルの帰り道、ミュージシャンの福田裕彦(ふくだ やすひこ)さんと夕飯を食った際、福田さんが『ヤマト復活篇』のことをカンカンになって怒っていて、それからじゃあもろ『ヤマト』世代の私にとって『ヤマト』とは一体なんだったのか、『ヤマト』のどこがそんなに良かったんだろう?と改めて考えてみたわけなんです…。

それで、自分なりにまず作画の面から検証してみましたんですが。
私個人の私感で言わせてもらえば、結論からいうと、最初の『ヤマト』の芦田豊雄(あしだ とよお)作画監督の絵…というか芦田さんが描いたスターシァが良かったのではないか?…と。

最初の『ヤマト』で、芦田さんがスターシァを描いていなかったら、その後の『ヤマト』は続いていなかった…とまで、私は思っているんですね。
最初の『ヤマト』でアニメのキャラクター設定を起こした方は、岡迫亘弘(おかせこ のぶひろ)さん。

『赤き血のイレブン』とか『メカンダーロボ』とか『ペペロ』の方ですね。
あと『キャプテン翼』も。
ああ、たしかに…最初の『ヤマト』も全体的にはそういう絵でしたよ。
古代進(こだい すすむ)のあのダンゴ鼻、あの眉毛。

たしかに、岡迫さんの絵はいい。
いま見ても熱い。熱気が伝わってきます。
しかし、熱すぎる。

あの時代はそれがよかったとしても、いま見ると…いや、比べちゃいけないんでしょうし、私個人的には岡迫キャラ大好きなんですが…いまのアニメキャラって、ほら、みんな清汗デオドラントあっさり系ばっかりじゃないですか。

それと同じにですね、時代と共に変わっていくこと…逆にあの時代にしかなかったアニメキャラクターのお約束事というか、あの時代特有の「記号」ってものがあるわけですよ。

例えば「瞳にアイシャドー、唇が色トレスの女性」が出てきたら、それはもう「美人(美女)」という「記号」だったんですね。
わからない方は60~70年代のアニメを見返してみてください。

「瞳にアイシャドー、唇が色トレス」の…現在の冷めた眼から見るとただの「ケバ子」にしか見えない女性を見て、主人公が「なんて美しい女性(ひと)なんだ…」って言っているシーンが、どこかに必ず(いや、けっこう頻繁に?)ありますから。

しかも、テレビアニメだと使える色数が限られていたせいもあるかもしれないんですけども、そのアイシャドーの色が「ど紫」唇が「どピンク、もしくは真っ赤」ということがよくあって…子供心にも「さすがにこれは厚化粧過ぎるのでは?」とキツイ思いをしたことがたびたびありました。

…制作していたスタッフは、アレを本当に「美人だ」と思って作っていたんでしょうか?色トレスとか使って、他のキャラより手間がかかっているので「これは絶対美人だ!美人に違いないんだ!」と自己暗示をかけていたんじゃ……まぁ、それはいいや。

そう考えるとですね。
イスカンダル星の女王スターシァさんもですね、キャラクターの分類上「美人(美女)」のカテゴリーに入るわけで、当時のアニメキャラの常識から考えれば「ケバ彩色」されていた可能性大だったわけですよ。

ところが!
ヤマトが遠い宇宙の旅の果て、たどり着いたイスカンダル星の岡の上で待っていた女王スターシァさんは…
アイシャドーも唇色トレスもない…なんだかあっさり顔のお姉さんでした。

そこが!
そこが!よかった!

想像してみて下さい。
スターシァさんがもし、『ウルトラマンA』の超獣のようなきっついデコレーションのコテコテ女王様ドレスを着て、ハッキリクッキリ色トレスのケバ化粧だったとしたら…あなた、萌えますか?
いや、冗談ではなく、そうなっていた可能性は充分すぎるほどあったわけですよ。

しかし、本編に登場したスターシァさんは、シンプル過ぎるほどシンプルな…神がかり的な女王様というより、なんだかちょっと「となりのお姉さん(死語ですね)」系。

いや、途中で出てきた時…例えばデスラー総統とホットラインで話してるシーンとかではもっと女王様っぽかったのに、ヤマトがイスカンダル星に到着する第25話に出てくるスターシァさんはまるで別の人のよう…その回の作画監督が芦田さんだったんですね。
親しみのある女性でしたよね。
その証拠にヤマトクルーも誰一人、スターシァさんのことを「様」づけで呼んでいなかったし。

そこが!
苦難の旅路の果てで「お疲れ様。インスタントラーメン食べる?」くらいの綺麗なお姉さんが待っててくれる…というところが、実に松本零士先生的というか、これこそまさに男のロマン。
じゃないでしょうか?

(続く) 
2010/01/14 02:45|独り言TB:0CM:0

自画像 

加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

夏目漱石の「三四郎」 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

まんが音楽家ストーリー8 

バイエル
 

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