総番長日記

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その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

カーネルサンダース発見。 

3月11日

24年前、阪神タイガースが優勝した時、阪神ファンによって道頓堀に投げ込まれ、以来行方知れずになっていたケンタッキーフライドチキン心斎橋店のカーネルサンダース像が、四半世紀近くの時を経て、恵比寿橋下流 約240メートルの工事現場の水中から発見されたという。

20090312010948

昨日は上半身が、今日は下半身と右手がサルベージされたらしい。

24年前…当時私はデビュー作の書き下ろし単行本「まんが音楽家シリーズ ベートーベン」を執筆しながら、テレビで関西のパニック状態を見ていた。

当時、タイガースに在籍して「神様、仏様、バース様」とファンに崇められていたランデイ・バース選手と“ちょっと顔が似ている”“同じ外国人(の像)だ”というだけの理由で、暴徒と化した阪神ファンに担ぎ上げられ恵比寿橋から道頓堀ダイブさせられたカーネルサンダース像。

以来阪神タイガースが優勝から遠ざかっていることから、ファンの間では「これは川に投げ込まれたカーネルサンダースの祟りに違いない」とまことしやかに囁かれ続けてきた。

その後、恵比寿橋周辺の道頓堀川整備、清浄化工事が行われた際、確か同時にカーネルサンダース像の捜索も行われたというニュースを聞いたような気がする。
その時は川底のヘドロの中からも発見されることはなく「カーネルは流されて行ったんだろう」「いや、自分で海まで水中を歩いてアメリカへ帰って行った」「いや、川から上がってアメリカ村にいた」など、様々なウワサが飛びかった。

しかし実際は、意外と近くに…人知れず道頓堀川の水中にずっといたわけだ。

私がまず驚いたのは、24年間もずっと川底にあった割には、意外と“良い状態”で残っていたという点だ。

私のうちの近所の神田川の川底には、よく自転車や鉄パイプが落っこちていて、ひどい時はスクーターなんかが落っこちている時もある。
道頓堀川の状態がどんなものなのかは、詳しく知らないのでなんとも言えないが、都会の川にはそういう通常では考えられないようなものが流れてくる。
そんな中に24年もいて、上半身と下半身のようにパーツごとに分解してしまうのは致し方ないにせよ、大きな破損や欠落もなく残っているなんて、運が良かったのか、よほどカーネルサンダース像の成形素材が丈夫だったのか?何か神がかり的な力さえ感じてしまう。

そんなカーネルサンダース像が…このままで済むわけがない。

私は予言する。

このカーネルサンダース像は「祟り神として祀られる」だろう。

冗談抜きで。

古来日本には、あるケースにおいて、神として祀ることによって怨みや祟りを沈めるという風習がある。

菅原道真公や、平将門公、聖徳太子様もそうだ。

阪神タイガースが優勝できないことが、24年前“ヒトの形をしたもの”を疎かに扱ったことへの“罰(ばち)”と本気で考えている人々がいる以上、カーネルサンダースも充分信仰の対象になりうる。

近い将来、イタズラをした子供をお母さんが「言うことを聞かない子供にはカーネルサンダースさんのばちが当たるわよ」と言って躾ている姿が…私には容易に想像することができる。

去年、ご開帳があった浅草浅草寺のご本尊も隅田川の中から現れたという。

我々はいま、新たな神話の誕生の現場を目撃しているのかもしれない…。  
2009/03/12 01:09|独り言TB:0CM:0
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

夏目漱石の「三四郎」 

 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

まんが音楽家ストーリー8 

バイエル
 

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