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その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

今度のエヴァは…。 

5月23日

一昨日京都から帰ってきて、昨日は八王子の専門学校で授業してきて…しらなかったけどなんか私の行く先々で新型インフルエンザの新しい患者さんが発見されているみたいで…私のせいじゃないからね!うがい手洗い、徹底してますから。
あと、聞いた話だと歯が汚れてる人が風邪にかかりやすいんだってさ。
お口をキレイに。歯を磨きましょう。

さて、感染といえば…いよいよ「新エヴァンゲリオン」の第2作目が劇場公開まであと1ヶ月ですな。

楽しみだね。

今度の「エヴァ」は、あまり“悩まない”話になってくれてるといいな。

「エヴァ」が最初、テレビで始まると知った時は、「トップをねらえ!」の庵野監督がいよいよ本格的に(テレビで)ロボットアニメに挑むのか!とものすごい期待したものです。
そして、その期待は裏切られませんでした。

情報も色々集めました。アニメ誌も毎月買ったし。
その情報の中からチラッチラッと垣間見えてくる、「エヴァ」の予想されるクライマックス…それは(ここから先は、もしかしたら今回の映画版のネタバレになっている可能性がまったくゼロとはいいきれないので、読みたい方だけお読みください。)



…「使徒は先史文明の兵器」で→「エヴァの戦いは先史文明と現文明の生き残りをかけたサバイバル戦」で→「最後の使徒は月からやってくる」つまり→「最終決戦の舞台は月」…というものでした(注:一部私の妄想も含まれています)。
エンディングテーマでも「フライミートゥザムーン」(私と一緒に月に飛ぼう)って歌ってたしね…。

なんて“血湧き肉踊る”クライマックス。

だけど…惜しい。

作品中に“ソレ”を匂わせる部分はあちこちに残ってはいるものの…実際に迎えたエンディングは…それとはちょっとズレちゃったような…。

いや、悪くはなかった。あれはあれで良かったのよ。
だけど(「エヴァ」ファンの反感を買うことを覚悟の上であえて書くのだけれど…)物語の中で、綾波レイというキャラの存在があまりにも大きくなっちゃった。
なりすぎてしまった…。

綾波というキャラは、(たとえ物語のキーキャラクターだったとしても)本来は「エヴァ」のたくさんいるキャラの中の一人に過ぎず、「精神的病気持ちの謎の美少女」という立ち位置だったハズ。
物語の途中までは、実際ただの「不思議ちゃん」だったし。
それが、物語が後半に行くに従って、だんだんキャラの重要度、存在感が増していくのに伴って、綾波の病気がだんだん他のキャラにまで感染していっちゃった。

つまり「“私”は誰なのか?“私”とはナニなのか?」という病い。

その部分、その問いに、ロボットアニメで最初に真正面から踏み込んだからこそ「エヴァ」という作品は傑作になった。

さらに「エヴァ」のスゴイところは作品の枠を飛び出して、その影響がアニメ界全体にまで感染していったところにある。

例えば、「エヴァ」の主人公(シンジくん)の「僕はここにいてもいいのかな?」という問いかけに、宮崎駿監督が「(つべこべ言ってないで)生きろ」(映画「もののけ姫」のキャッチコピー)と答え、それを見た富野由悠季監督がまた発憤して「頼まれなくても生きてやる」(テレビアニメ「ブレンパワード」のキャッチコピー)と、何年も作っていなかった(ガンダム以外の)新作ロボットアニメを作り始めた…アニメ界の大先輩たちを激怒させた…いや、大いに奮い立たせた「エヴァ」の功績はとてつもなく大きいといえるでしょう。

また、「エヴァ」以降作られたマンガやアニメのキャラはみんな少し精神的病気持ちの主人公が主流になっちゃった。
これも「エヴァ」の影響。
まったく“綾波…恐るべし”です。

「エヴァ」以前にも、精神的に病んでいるキャラというのはいたけれど…。
(いや、本当のことをいうとアニメのキャラなんて常識的に考えれば、ほとんどがちょっとどこか狂ったヒトばかりなんだけど)「エヴァ」以前、病気はもっと“隠すもの”だった。

少なくとも、“病気”という要素は、物語全体の方向性を左右するほどの重大事ではなかった…と思う。

なぜなら、それよりももっと他に“描くべきこと”があるから。

アニメにしろマンガにしろ、尺(ページ数)は限られている。

その限られた尺を、最初の「エヴァ」は(特に後半)綾波レイというキャラを描ききることに全部使いきっちゃった…ともいえるのではないでしょうか?

だからこそ私は、本来の「エヴァ」はどうなるハズだったのか?がず~っと気になっていて、見たいと思ってたの。

今度の映画版が、私が見たいと思っていたものかどうかはわからないけれど。

それは、新しい要素が加わってくる今度の「新エヴァ」を見れば多分わかるでしょ。
新しい「エヴァ」がどこへ行こうとしているのか?

どうなるのかなぁ?

…おっと、いけない。

私とて一人のクリエーター。
他人(ひと)の作品を誉めてばっかりいないで、自分も頑張らないと…。

本当に見たいものは自分で描くことにして、冷静に劇場公開を楽しみに待ってます。  
2009/05/24 02:30|独り言TB:0CM:0
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

 

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夏目漱石の「三四郎」 

 

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まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

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バイエル
 

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