総番長日記

大日本番長連合電脳通信

カレンダー 

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
 

最新記事 

 

カテゴリ 

 

リンク 

 

メールフォーム 

名前:
メール:
件名:
本文:

 

その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
--/--/-- --:--|スポンサー広告

パールハーバー。 

10月2日

最近歴史漫画の仕事ばかりなので、いつか描くことになるかもしれないと思い、取材もしてきました。

太平洋戦争で日米開戦の発端となったパールハーバー…真珠湾へ。

嫁さんと義理の母は、そういうこわいところへは行きたくないというので、私一人で。

私が宿泊していたワイキキビーチのホテルからバスで約30分。

もっと海沿いにあるのかなぁと思っていたのですが、真珠湾は湾と言っても意外なほど内陸部に食い込んだ特殊な地形になっていて…こういうのは実際に見てみないとわからないものだなぁと、あらためて現地取材の大切さを実感。



日本軍の真珠湾攻撃で撃沈された戦艦アリゾナは、そのまま鎮魂の慰霊碑として湾内その巨体を横たえています。

アリゾナの上には現在見学用の建物(メモリアル)が建っていて、建物から海面下に沈んでいるアリゾナの船体を見ることができます。
私の後ろに見える白い建物がそれですね。

アリゾナの艦内にはいまだ回収されていないクルーの遺骨が何百も残っているそうで、海面を覗いていると引きずりこまれそうな錯覚に陥り、大変怖かったです。



湾内には当時の戦艦ミズーリも係留されています。
その甲板で日本の降伏文書の調印が交わされました。

ああ、自分はいままさに本物の「歴史」そのものを目にしているんだなぁと、歴史漫画家として身が引き締まる思いがしました。

ハッキリ言って、真珠湾は巨大な霊場です。
全く霊感のない私でも背筋が何か冷たくなるような…不可思議な磁場のようなものを感じました。

アメリカ人にとってここは、日本で言うと靖国神社に近いところ…なのかな?行くと「その時代」に一気に引き戻される…という意味で。
でも靖国神社は、直接戦場にはならなかったし…やっぱりちょっと違うのかもしれませんが。

そんなことを考えながら、帰りにショップに立ち寄って、真珠湾関係の資料をあさっていたらこんな本を発見しました。



「マンガ真珠湾攻撃」。

ほぅ。
アメリカの人が描いた歴史漫画ですか…と同業者としては非常に気になり、買ってきて読んだのですが。

構成や内容は大変わかりやすく、日米の指導者たちの描写も非常にドラマチックに描かれていて…それはいいんですが。



日本軍パイロットのハチマキに「合格」って。



ずっと「合格」って書いてあるし。

なんでしょう。
資料がなかったのかな?なんかスパルタ教育の塾に通ってる受験生みたいになっちゃってて。

「日本人は命懸けで戦いにのぞむ時、大人も子供もハチマキに決意の言葉を刻むのだな…『合格』と」…って感じで、どこかで勘違いしちゃったのかしら。

これが真珠湾で堂々と売られているのが…日本人としてはちょっと複雑な気持ち。

まぁね、人のことは言えないですよ。

私もいつそういう風に言われる立場になるかわかりませんから。

私が真珠湾攻撃を描く時がきたら、できるだけしっかり調べて、資料をよく見て描かないとな…と思いました。

犠牲になった日米の英霊たちのためにも。  
2010/10/02 13:54|見聞録TB:0CM:0
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://soubancho.blog36.fc2.com/tb.php/336-6343594d

自画像 

加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

夏目漱石の「三四郎」 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

まんが音楽家ストーリー8 

バイエル
 

Powered by FC2ブログ. Copyright(C) 2007 大日本番長連合電脳通信 All Rights Reserved.
template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。