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皆様すみません。 

12月14日

年末のコミケには参加する予定ではいるのですが…すみません。

年内…というかクリスマス締め切りの仕事がまだネームの途中で(!)
とても新刊など出せる状態ではなく…

で、こんな忙しくてそれで多少なりとも儲かるのならともかく、原稿料安い仕事ばっかりで…
いやそんな仕事だからこそ、私のところまで回ってきたりもするのはわかってはいるのですが…

そんな状態なのでしばらく同人誌活動はお休みしたい…
というか、ハッキリ言ってやめてしまいたいという気持ちもどこかにはあるのですが…
いまは止め時じゃない…

いや、やめるつもりはまだありませんが。

偉そうな言い方かもしれませんが、自分の自由な表現媒体の販路(スペース)を少しでも確保しておきたい、繋いでおきたいという気持ちが私にもありまして…。
もちろん表現の自由とは「何をしようと勝手」という意味ではないということは重々承知の上で。

でも他人から「ああしろ、こうしろ」とつべこべ指図されるのが嫌だから漫画家という職業を選んだ…
若さゆえの傲慢というか、「俺はあくまで自分が描きたいものを描くぞ」みたいな…
そういう「志(こころざし)」(あるいは「邪念」)が最初に漫画を描き始めた動機…みたいなところがあったので。

ああ、ホントに面倒くさいですね。
なんのことかというと、ほら。

東京都の例の青少年育成条例だかなんだかの改正案…
通りそうだっていうじゃないですか。

まぁ私みたいな人間がいうのもナニですが、一応表現者の一人…この件に関しては当事者でもあるので、ここで少し書いておかないといけない、立場や意見をハッキリさせておかないといけないなと思ったので…

というか、ただでさえ販路が狭まって「ヤバい状態」にある漫画界…出版社が「漫画なんて面倒くさいからやめよう」なんて方向になっちゃったら…

私みたいな「若い内にチャンスをものにできなかった漫画家」は最初にリストラされて…
再挑戦のチャンスなんてなくなり…
どころか、ホントに失業しちゃうわけで、死活問題なわけですよ。

ようするに

私は東京都からいままさに殺されかけている

と言っても過言ではないわけです。

私の漫画を読んだことのある方ならわかるとは思いますが…
私がいままで描いてきた漫画って少し…
なんというか…
「過激」で「不健全」なのが多いじゃないですか。

「ドラッグ浸けの番長」の話とか「チン○の姿をした岡っ引き」の話とか…最近は改心してあんまりそういうのは描いていませんけど(だって売れなかったんだもん!)。

自分でも思うわけですよ。
なぜこれが面白いと思うのか?
何でこんな不健全な人間になっちゃったのかしら、ってね。

何が良くなかったんですかね?

生まれた場所が学生街、時代が学生闘争の真っ最中、学生と機動隊がこん棒で殴りあい、日常的に流血を見ながら…という中で育ってきたがゆえに、こんな人間になってしまったのでしょうか。

いまの漫画やアニメにおける性描写や暴力を見ても、なんとも思わない(逆に「甘い」とか思ったりする)のは子供の時私が読んでいた漫画のせいですか?

描き手になったいま、私は口で言ってもわからない奴にはやはり暴力でしか伝えられないものなのか?とか
なぜ戦争がなくならないのか?とか

何が正しくて何が悪いのか(あんまりよくわからない、判断つけづらいところもあるのですが)?とか

そういう問題を延々と悩み抜きながら描いています。
読者がこれを読んでどう思うのかなぁ…と。

しかし結局、私の描いた作品の良い悪いの判断、判決を下すのは読者なんじゃないんですかね?

その真剣勝負の最中に…横から余計な口出ししないでもらいたい、という気持ちは正直なところ、あります。

漫画家なんてお上の気に入るような漫画だけ描いておけや、というのはどうなんでしょうか…と。

私、ひねくれてますかね?

私は自分がこんな人間になってしまったのは、半分は環境のせい、半分は自分のせいだと思っているのですが…

確かに漫画やアニメは私に強い影響を与えはしましたが、私を育成した環境すべてからみれば、そんなものはごく一部に過ぎない。

そんなことは、私にも一応知恵があるのでわかりましたよ、子供だった時。

同じ時代、同じ環境に育った、私とかと同世代の方たちが議員さんになっていたりもするはずなんですが。

状況はそんなに変わらないと思うんですが…
何だろう、この届かなさ、がっかりするような無常感。

育った家庭が違うのか?住んでる世界が違ったのかな…

そういう「育ちの違う人たち」には、どうせ言ったってわからないんでしょうけれど
これだけは言っておきたいです。

正しいものだけにしてしまうと、何が間違っているのかわからない。
だからこそ正しいものと間違ったものをあえて描き、混在させておく必要がある。


…ということ。

幸いにして(?)いま描いている私の漫画には

チン○もマン○も強姦も

アナ○から口まで串刺しになった死体も

バックリ割れて断面が綿密に描かれた惨殺シーンも

そういう目を覆いたくなるような描写は一切ありませんから、健全なお子様にも安心してお読みいただけますが。

まぁ、そういうのはもういままで散々描きましたからいいんですが。

「お前みたいな奴はいらない、存在していなくていい」と言われたような気分です。  
2010/12/15 02:44|独り言TB:0CM:0
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

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