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別府・地獄めぐり(3)。 

4月30日

タクシー運転手さんと私…二人っきりの別府・地獄旅は続きます。

「坊主地獄」の次に訪れた地獄は「龍巻(たつまき)地獄」。

なんだかそのまんま、アニメのスーパーロボットかスポ根漫画の敵あたりが使用しそうな必殺技のような名前ですが

一定時間ごとに地下から熱湯が勢いよく噴き上がってくるという、いわゆる完結せん…

もとい「間欠泉(かんけつせん)」というモノですね。



だいたい30~35分おきに熱湯を勢いよく噴き出すのですが、世界に数ある間欠泉の中でもこの龍巻地獄は、その噴出する時間の間隔が短いことで特に有名なのだとか…。

やっぱり別府の地底の火山活動…かなり活発なようですね。

「あと赤い地獄と青い地獄…ここは是非見ておいた方がいいですよ、旦那さん」

…と、運転手さんの推薦する赤い地獄こと「血の池地獄」は、龍巻地獄のすぐ隣りにありました。





ここは血のように真っ赤…というよりは、池の底に溜まった熱泥が非常階段の錆止めとかでよく使われている赤い塗料のような色をしている温泉なのですが、赤く見えているのは鉄やマグネシウムなどの鉱物が酸化したものらしいので、まさに錆止めと同じ成分ですね。

ここも、記録によれば明治8年、13年、21年、28年、44年、大正元年、昭和元年、2年と繰り返し爆発を起こし、周囲の山を削りながら徐々に池の幅が広がっているのだとか…

爆発した記録が坊主地獄よりも最近のものだし、けっこう頻繁に爆発してるし、しかも隣は間欠泉とは…

いつまた爆発を起こしてもおかしくないわけですよね…

う~ん、大丈夫なのかなぁ…。

で、最後に行った青い地獄こと通称「海地獄」も、やはり調べによると1200年前に鶴見岳の爆発によって出来た池なのだそうで…



…ようするに、運転手さんが言っていた「天然ものの地獄」というのは全部爆発によって出来たもの…だったんですね。

あまりに濃厚な硫黄成分は身体に毒であるし、温泉は地の底の世界とつながっているから、高温の温泉を噴き出すその噴出口を土地の人たちは「地獄」と呼んだのだろう、と勝手なイメージで思いこんでいたのですが…

どうも違うかもしれないな、と私には思えてきました。

それは温泉地の宿命なのかもしれませんが、温泉があるということは即ちそこに火山帯がある、ということです。

温泉地に火山の噴火や地震は付き物…

爆発や地震に見舞われる度に、街やそこに住む人々はきっと甚大な被害を被ったことでしょう…

坊主地獄の爆発によって吹き飛ばされ命を落としたお寺の住職のように…。

それでも人々はその土地を離れず、街を再建させてきました。

それは、いつまた爆発するかわからない危険と隣り合わせだとしても、なお離れがたい魅力がその地にあったからでしょう。

噴火は巨大な災害ももたらしますが、同時に肥沃な大地と豊かな実りも生み出します。

いいことばかりではないけれど、悪いことばかりでもない…

それが自然というものであり、別府の人々は何世代にも渡ってその大自然と、実に上手に付き合ってきたのです。

平和な時でも、災厄はいつ襲ってくるかわからない…

ゆえに

それを忘れないために別府の人々は温泉(爆発現場)にあえて「地獄」という…恐ろしい恐ろしい名前をつけたのではないでしょうか?

…と、これもまた私の勝手な思いこみなのかもしれませんけど…。


 
2011/04/30 05:52|見聞録TB:0CM:0
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

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