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ザボーガーこぼれ話。 

10月29日

井口昇(いぐち のぼる)監督の劇場映画『電人ザボーガー』…

お客様の入りもなかなかよろしいようで、まずはおめでとうございます。

まだ…という方はこの週末、劇場へどうぞ。

もうあちこちのインタビューなどで御自身が語られていることなので解禁と思い私も書きますが、

今回の主題歌を歌っておられるオペラ歌手、高野二郎(たかの じろう)さんにとって『ザボーガー』は特別な存在でした。

オリジナルテレビ版の『ザボーガー』が放送されていた当時、高野さんは実のお兄様を病気で亡くされていて、そのお兄様から買ってもらったザボーガーのソフビ人形を高野さんはいまでも大切に持っていらっしゃいます。

私もライブなどで見せて頂きました。

兄の形見のザボーガー…と書くと、まるでなにかの設定のようですが紛れも無い高野さんの事実なんですね。

つまり、高野さんが「♪俺とお前は兄弟なのさ」と歌っている時は、本当に本気でザボーガーのことを「俺の兄弟」と思って歌っているわけで

なんというか、魂の入り方が違うわけです。

お仕事を越えた、異様な何かがこもっている。

芸術家にとって「生涯における大事な作品」というものはあるわけですが、高野さんにとって『ザボーガー』はまさに「大事な一曲」なわけです。

そんなオペラ歌手はこの世に高野さん以外いない(というか特ソンを歌っているオペラ歌手自体が珍しい)と思うんですが

そういう高野さんの事情を知っていた私は、初めてエンディングを見た時もう涙が止まりませんでした。

いい歌だ

でも『ザボーガー』…

こんないい歌だったっけ

そう感じたのは、やはり高野二郎さんという歌手がこの楽曲に込めた思いがストレートに伝わって来たからでしょう。

それは映画をご覧になられた皆さんにもきっと伝播したはずです。

主題歌だけでもCD出してくれないかなぁ。

エンディングといえば、大門豊(だいもん ゆたか)老年期を演じてらっしゃった、きくち英一( - えいいち)さんからも、先日貴重なお話を伺うことができましたのでそれもちょっと書いておきます。

きくちさんはオリジナルテレビ版の方で中野(なかの)刑事を演じられていましたが、殺陣(たて…アクションの振り付け)も担当されていて

大門が走るトラックの荷台から飛び下りて地面をゴロゴロっと転がり、その後ぱっと立ち上がるという…非常に危険なアクションシーンを撮影していた時のこと

荷台から飛び下り、地面を転がったスタントマンが一向に起き上がらないのでどうしたのかな?と思って駆け寄ってみたら、白目を剥いて失神していたそうです。

飛び下りた時に「頭から行ってしまって」後頭部を強打してしまい、脳震盪を起こしてしまったんですね。

その後、その方は救急車で運ばれていったそうですが…

「ほら、トラックの荷台ってけっこう高いでしょ。そこから地面を転がるのって、足元まで落ちるわけだからさ、けっこう落差あるんだよね…あぶないことしてたよね」

ときくちさんは笑ってらっしゃいましたが、洒落になりませんがな。

他にも、大門豊こと山口暁(やまぐち あきら)さんのキックがシグマ団の戦闘員の顎先をかすめた瞬間、戦闘員が糸が切れた操り人形のように崩れ落ちたので、「あれ?おかしな倒れ方したなぁ」と思ってきくちさんが駆け寄ってみたら「それも脳震盪だったんだよねぇ」という話とか

リアル「グラップラー刃牙(バキ)」ですな。

他にも、撮影中にシグマ団の使うこん棒が山口暁さんの片目を直撃してしまい、青たんができてしまったんだけど、なんとかカメラに写らないようにしてそのまま撮影を続行したとか

すごい話がいっぱい。

「体当たりのアクション」は確かに『ザボーガー』の大きな魅力のひとつではあるのですが…あまりにも野蛮というか…いろんな意味で「昭和な」現場ですね。

フジテレビの伝説的プロデューサー別所孝治(べっしょ たかはる)さんが撮影現場に来て「もっと!もっとブルース・リーで!」とブルース・リーって連呼してたらしいですし…

そういう時代でした。

これからDVDなどで『ザボーガー』をご覧になる方は、大門豊…を写しているカメラの脇に立って「ブルース・リー!」と叫んで山口暁さんを煽っているプロデューサーさんがいたことを頭に思い描きながらご覧になると、より一層楽しめるかもしれません。

それにしても、よく考えたら人間と異形がペアを組んで戦う『ザボーガー』って『ポケモン』の元祖ですな。

と言っても『ポケモン』のサトシは飛竜三段蹴りは使いませんけどね。

大門の勝ち。  
2011/10/30 01:20|独り言TB:0CM:1
コメント
オリジナルザボーガー
ウロチョロしてたらイキナリこのページを見つけてしまいました。
大変ご無沙汰しております。ツボであります。
ザボーガー、私の回りでも大変話題になっております。
で、たまたまなんですが!
オリジナルザボーガーを作ってらした方、今、ウチの会社にいらっしゃいます。(原型とか作っていただいております。)
ツボ #-|2011/10/31(月) 23:53 [ 編集 ]
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

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