総番長日記

大日本番長連合電脳通信

カレンダー 

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 

最新記事 

 

カテゴリ 

 

リンク 

 

メールフォーム 

名前:
メール:
件名:
本文:

 

その時歴史が動いた 

もしも・決断の瞬間編
 

その時歴史が動いた 

源平争乱・元寇編
 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
--/--/-- --:--|スポンサー広告

町一番のけちんぼう。 

12月24日

毎年、この時期…クリスマスになると思い出す一本のアニメ作品がある…。

「町一番のけちんぼう」というアニメ(アニメスペシャル)だ。

イギリスの作家、チャールズ=ディケンズの童話「クリスマスキャロル」を原作にした、アメリカのランキン・バス・プロダクションと日本のアニメ製作会社トップクラフトの合作で、日本では1978年のクリスマスにテレビ朝日系で放送された。

死ぬまでに、もう一度見たいと思っている作品…はいくつかあるが、これもその内の一本。

『なにっ!?トールキンのファンタジー小説「ホビットの冒険」を、日本人がアニメ化!?』
…という驚愕の記事を、当時(1978年)愛読していたSF雑誌「スターログ日本版」で見たオレは絶句した。

「ホビットの冒険」が、映像化不可能といわれていたトールキンの「指輪物語」の外伝だったから…
まぁそれもあるが、それよりも誌面に掲載されていたキャラクターデザイン画や宣伝スチールがあまりにも『これが本当に日本のアニメ会社の絵なのか?』と疑いたくなるほど…まるで海外のファンタジー小説の挿し絵のように緻密で日本人離れしていて…ぶっちゃけ、"バタ臭い"絵だったからだ。

それまで、海外のアニメと言えば、ディズニーとワーナー…あとはハンナバーバラ(あとはジョージ=パルの人形アニメくらい)…要はテレビで放送される作品しか見たことがなかった当時のオレには、そのどれとも一味も二味も違う凄まじいオリジナリティが香るビジュアルが衝撃的だった。
『こんな緻密な絵が本当に動くんだろうか?これは…何としてでも見たい!しかし…』

記事をよく読むと、製作した日本のアニメ会社「トップクラフト」は、海外との合作を中心にしていて、日本ではその作品があまり紹介されていないらしい。
「ホビット…」も日本公開は未定…と書かれていた。
(実際には、一度だけ日本でもホール上映されたらしいが)
『日本では見られない…?』
まるでおあずけを食わされた犬のように、ただただ身悶えるしかなかったオレに…しかし、吉報はもたらされた。
「ホビットの冒険」と同じスタッフが製作するアニメスペシャルがクリスマスに日本で放送される?
それが件の「クリスマスキャロル~町一番のけちんぼう」だった。

当時は「ヤマト」に始まった空前のアニメブームの真っ最中で、テレビでも通称“アニメスペシャル”と呼ばれる一時間~一時間半位の単発アニメを祝祭日の昼間とかによく放送していた。
そういうアニメスペシャルの中には、実験的な作品や意外な傑作も多く、我が師・実相寺昭雄監督も半分アニメで半分実写というアニメスペシャル「二十四の瞳」の実写部分でメガホンをとられている。

だが、その性質上(例えば保険会社の宣伝番組として製作されていたり)なかなかソフト化や再放送の機会に恵まれず、本放送以来一度も公開されていない作品というのもまた数多い。
「町一番のけちんぼう」もそんな(恐らくは版権の問題から)再放送されていない作品の一本だ。

まだ家庭用ビデオ録画機が普及し始める以前だったので、放送当日はテレビの前に、録音テープと兄貴と共用の録音機ソニーの“デンスケ”を準備した。
その時録音したテープは、その後擦り切れるまで再生を繰り返し聞きまくった。
お陰で、いまだに作品中の台詞や歌をソラでいえる…のはいいが、その脳細胞をもっと学校の勉強とか他のことに有効活用していれば、いまもっとましな人間に成長できてただろうに。
後悔先にたたず。いや、そんなに後悔もしてないけど。

だけど、それが70年代オタク少年の姿だったんだよね。

思えば、あれほど真剣にアニメを見ていた時期はその後ないし、今そんなに真剣に見なければならないアニメも少なくなったような気がする…のは単に年のせい?だろうか。

トップクラフトはその後、「ナウシカ」の王虫の作画を担当したことで、多少日本でも一般認知度が上がったが…「ロード・オブ・ザ・リングス」がヒットした時、アニメ版「ホビットの冒険」がもしかしたらソフト化されるんじゃないか?と淡い期待を抱いたが叶えられることはなく、もちろん「町一番のけちんぼう」もソフト化はされていない(ハズ)。

いいアニメなんだがのぅ。

もう30年もずっと待っているんだが…どうしたものか。

やっぱり、見られないのかのぅ。  
2008/12/27 17:20|独り言TB:0CM:3
コメント
私もそう思いました。
クリスマスの日に、私もふと「街一番のけちんぼう」が見たくなりました。
高校時代、友達たちと一緒にクリスマスに観た記憶があります。
ちょっとお説教くさいところはありましたが、原作もそういうモンですし、いいのではないかと今では思います。
「ホビットの冒険」も私には幻のアニメです。
死ぬ前に一度見てみたいアニメの中の一本です。
当時小野耕世がラルフ・バクシの「指輪物語」だけを誉めて、こちらはまったく興味ないと書いていたのが不満でした。
あぱらちゃのもげ太 #kH8hivz.|2008/12/30(火) 00:47 [ 編集 ]
私もこの作品が好きです!
私も昔「町一番のけちんぼう」をテープに録音して、擦り切れるほど聴いておりました。
今でも歌の一部が歌えます。
同じような人がいらしたと知って、感激しております。
この作品、アメリカではビデオ化されてます。
DVDは単品ではないですが、ランキン・バスプロダクションの他の作品+グリンチアニメ版のボックスに入っています。(アマゾンでDVDをrankin bassで検索してみてください。)
リージョンコードが違うのでそのまま日本のDVDプレーヤーでは再生出来ませんが、それなりに視聴する方法はあります。
英語が分からないのですが、懐かしく楽しめました。
自分が一番好きだった歌、マーサがティム坊やに歌う「サンタクロースは本当にいるの」が日本語版では結構端折られていたのが残念でしたけど。
(日本語版は5分カットされてたそうですね。)
出来れば日本語版をもう一度見たいと思っております。
izumin #7m5LPTto|2009/01/04(日) 01:46 [ 編集 ]
昨夜は失礼いたしました。
昨晩は感激のあまり、挨拶もせず失礼いたしました。
肝心のDVDのタイトルも書き忘れていましたので、下記にあげておきますね。
Classic Christmas Favorites (4pc) (Std Rmst Box) [DVD] [Import]2008
赤いパッケージで、表紙に赤鼻のトナカイルドルフやフロスティーザスノーマン、グリンチなどがいます。
日本のアマゾンで購入可能です。
「ホビットの冒険」のDVDもありますが、現在アマゾンでは扱ってないそうです。
一昨年もほぼ同じ内容のボックスが出てますが(青いパッケージの)、そっちには「町一番のけちんぼう」(原題The Stingiest Man in Town )は収録されてません。

ちなみにThe Stingiest Man in Town は、元になったテレビの実写ミュージカル作品があり、"The Alcoa Hour"という番組で1956年に放送されたそうです。
izumin #7m5LPTto|2009/01/05(月) 00:57 [ 編集 ]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://soubancho.blog36.fc2.com/tb.php/83-783bf8a0

自画像 

加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

コミック版『はやぶさ 遙かなる帰還』 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

夏目漱石の「三四郎」 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
 

ホーム社(発売元/集英社)より絶賛発売中

まんが音楽家ストーリー3 

ベートーベン
 

まんが音楽家ストーリー8 

バイエル
 

Powered by FC2ブログ. Copyright(C) 2007 大日本番長連合電脳通信 All Rights Reserved.
template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。