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「マルコポーロの冒険」。 

1月8日

死ぬまでにもう一度見たいアニメ…という話の続きを書こうと思い、これまた30年前にNHK総合で放送されていた「アニメーション紀行 マルコポーロの冒険」のことを、ネットで少し調べていた。

この番組…半分がアニメのドラマ、もう半分が当時放送されていたドキュメンタリー番組「シルクロード」からの実写部分という、ちょっと変わった構成になっていた。
(同じような構成で昔「アニメンタリー、ミュンヘンへの道」というアニメ番組もあったが…それは置いておいて…)

そのアニメ部分と実写部分の版権がそれぞれ別々になっているために(…という感じのことを当時発売されていたムック“ロマンアルバム”で読んだような気が…)詳しくはわからないけれど、なんだかそういうオトナの事情で(「町一番のけちんぼう」同様)この作品も、いまだ再放送もソフト化もされていない。

しかし、私は好きだった。

この番組も、かかさず(たった1話だけ、「宇宙空母ブルーノア」の第1話放送開始一時間特番をとぶつかってしまい、録りそこなってしまったが)毎週録音していた。
何といっても、超全盛期の杉野昭夫氏の作画が最高に良かったしね。
幻のアニメにしておくにはあまりにも惜しい。
何とかならんのかね?

と思っていたら、何と(最終回だけだけど)You Tubeにアップされているじゃないの。
すごい時代になったもんだ。全然しりませんでした。

そんなわけで…仕事場にネット環境がないので、実家のPCからアクセス。
30年ぶりに「マルコポーロ…」を見た。

「胸がいっぱいになる」という言葉があるけれど…なにかいいしれない熱い気持ちがじわっと体の奥から湧き上がってきて、息がつまった。

で、色々思い出した。
それは、ただ「懐かしい」というのとはちょっと違う。
「感動」とも…一言では言い表しきれない、何だか不思議な充実感。

本放送の時にもこんな気持ちで見ていたことを思い出したのだ。

今見ると作画はかなり泥臭い。
ストーリーも“必ずしも努力が報われるわけではない”という救いのないオチ、バッドエンドな話が多かった。(最終回もまたしかり)

しかし、そこが好きだった。

それを「原風景」とか、言葉に表してしまうとどんどん陳腐になってしまうのだけれど、自分が漫画界に入ろうと本気で思った最初のきっかけのひとつは、確実にこの時代に見たものにあったことを、再認識させられた。
多分、一生この影響からは逃げられないと思う。

ちょっとだけ話がズレるけれど…真崎守(まさき もり)という作家がいる。

劇画ブームの頃の代表的漫画家のお一人だが、アニメ作品でも演出家として辣腕をふるわれている。
私が本格的に漫画家を目指し始めたのは、その作品から計り知れないほどの影響を受けたからだ。

その話をし始めると、もう「日記」ではなくなってしまうほど長文になってしまうのでまた別の機会に譲るが…その真崎守先生が…一時距離をとっていたアニメ界にちょっとだけ復帰されていたのが丁度この「マルコポーロ…」の時期だった。
真崎先生は「マルコ…」にも(“もりまさき”名義で)絵コンテ、演出として参加されている。

これまた、言葉にすると陳腐でイヤなのだが…「光と闇を極端なまでに強調した画面作り」が真崎守演出の最大の特徴。

「マルコ…」でいうと“中国編”…特にアクマッドの最後あたりの作画と演出にその特徴が色濃い。
私にとっては、動く真崎守劇画ともいえる(わからない人にはまったくわからない話になってきたね…ス、スマン!)…「マルコ…」はまさに、週に一度の夢のようなひとときだった。

だが…今それを見ることはできない。
ぶっちゃけ、それをもう一度見たいがために「そんじゃ自分で描くしかないか」と思って漫画家やっている…というところが今もってたしかにあるということを…否定することができない。

いや、ちょっと違うな。
自分も見たいんだけれど、みんなにも見せてあげたいんだよ。

そんな作品を…いつか私にも描けるのだろうか?  
2009/01/09 06:57|独り言TB:0CM:0
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加藤 礼次朗

Author:加藤 礼次朗
1966年3月8日生まれ。
職業:漫画家。

1986年描き下ろし単行本
『まんが音楽家ストーリー ベートーベン』でデビュー。

映像界では、イラストや友情エキストラ(出演)、2007年にはオペラ「魔笛」の衣装デザインを手がけるなど漫画界以外でも幅広い活動をしている。

 

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